企業でExcel研修が導入される5つの理由
株式会社ネットラーニング※1では、これまで5013社の企業研修の支援※2をして参りました。 よく導入される研修の1つ、Excelの研修が導入される理由について、ご紹介いたします。
理由1:新卒社員に慣れてもらうため
新卒として入社する人の中には、学生時代にはパソコンを持っていなかったという人が多くいます。理由は、スマートフォンが発達していることで、パソコンを使用せずとも事足りてしまう人が増えているからです。なお、初めから新卒にExcelを触らせるよりも、まずはeラーニングのシミュレーションなどを体験させることで、ハードルをさげてExcelの操作に慣れてもらおうと考える企業は少なくないようです。
理由2:文系出身者にExcelの基礎を覚えてもらうため
出身大学が理系の場合は、研究内容でExcelを使用することも多く、一般的な社会人よりもスキルが高いことがありますが、文系となると話が変わります。
文系出身者の場合、パソコンを扱う場面といえば、授業の課題レポートくらいです。すなわち、Wordで文書を作成するのは慣れていますが、Excelは基礎をしらない人が多くいるようです。
理由3:スキルの平準化を図るため
あなたはExcelについて、しっかり基礎を学習をしたことがありますか?実はないと答える方が多いのではないかと思います。Excelは業務の中で操作方法を覚える人が多く、人によってスキルが偏る傾向にあります。そこで、企業内でExcel研修を実施することで、スキルの平準化を目指す企業があります。スキルの平準化を目指す背景には、チームで行う業務の効率化や属人的な業務の削減などがあります。
理由4:キャリア支援を施すため
定年退職が早い企業では、社員のキャリア支援としてExcelの研修が導入されているケースがあります。これまでは、全く異なる業務を行っていたとしても、Excelのスキルを持つことにより、新たなキャリアの窓口を広げ歩むことができます。
理由5:Microsoft Office入れ替えの導入研修としての活用
Microsoft Officeの入れ替えを行う際、企業内で研修を行うことがあります。新たなにアプデートされたExcelもその有効的な活用方法が分からなければ、意味がありません。ただし、全社員に向けてExcel研修を行うには時間とコストが非常にかかり現実的ではありません。そのため入れ替えの際にはeラーニングで研修を行うことが大半です。
以上、理由5つのご紹介でした。
企業内でExcel研修が実施されるのは、それほどに重要なスキルの1つだからでしょう。
これを機に、Excelについて学んでみてはいかがでしょうか。
※1 株式会社ネットラーニングはBizLearnの運営を行っている企業です。
※2 2019年10/31現在